ナンパでコミュニケーションのスペシャリストになる

コミュ力を高めるためにナンパします。

自己肯定感の低い女

記念すべき第一回目のお相手は高校時代の先輩。

現在は看護師をしている。

 

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「久しぶり~!」

 

と言った彼女は想像以上に綺麗だった。

あくまで想像以上。

 

世間的にはまあまあと言われる部類だろう。

綺麗目の格好。

ヒールにロングコート。

 

「居酒屋やけど一応予約してる」

 

それだけで喜んでいた。

 

軽快にトークをこなし、

一軒目へ。

 

 

【一軒目:半個室居酒屋】

 

高校時代の話で場を盛り上げ、恋愛の話へ。

 

彼女はいわゆる自己肯定感の低い女だった。

自信が全くない。

 

自己肯定感の低い女は、寂しがり屋で、相手を受け入れることが多い。

、、、今夜は堅そうだ。

 

「好きになられたとしてもセカンドの女として扱われる」

「今まで優しくしてくれたのはみんな彼女持ちばかりだった」

「チョロいよね」

 

「そんなことない。」

「内面も素敵やからもっと自信持ってもいい。」

 

「かわいいな。」

 

と慰めながら、

食いつきを十分感じながら、

 

しかも奢ってくれた。

 

退店した後、腕を組んできた。

そのまま次の店へ。

 

 

【二軒目:隣り合わせのバー】

 

十分といっていいほど食いつきは感じていたので、あとはそういう気分にさせる。

ボディタッチで気分を高揚させる目的だった。

 

しかし、場所が悪かった。

 

隣り合わせのバーなのだが、店員さんとの距離が近い。おまけに店員さんも話しかけてくる。

 

この後ホテルに行くのに。

それまでにはキスはしておきたいのに。

 

この環境、、無理だ、、

 

となりながらも、

向こうはこっちにべったりくっついて来る。

 

テーブル下で手を繋ぐ程度のふれあいはしたが、そこまで。

 

最終兵器の決めの言葉を放ち、

店を出る決意をする。

 

「前の店で好きな人のタイプは、包容力あって賢い人って言ったやろ?」

「それ君かもしれん」

 

必殺伏線回収。

刺さったが、

 

そういうモードには変えられないまま、

理想とは程遠い状態で、

 

「次の店行くで」と言い

 

彼女がお手洗いに行っている間に会計を済まし、店を出た。

 

 

ホテルに向かう道中、

 

不安だが突っ切るしかない。

ホテル打診するしかない。

 

「なんか今日はゆっくりしたいわ~」

 

そのままホテル街に向かっていき

 

彼女も今後の展開を予想し、酔っ払ったふり。

 

勝ち確定。

そのままスムーズにホテルイン。

 

即。

 

胸はEカップで大きく、柔らかかった。

全身の肌も柔らかく、自分好みだった。

 

しかし、、、、

 

 

マグロだった。

行為中一言も話さない。

 

バキュームさえもしてくれない。

 

終わったあと

 

ついに口を開いた。

 

「もう会わない」

 

 

えーーーーー。

 

必死に論理を転換して

 

「こっちはいいと思って誘ったのに、嫌がられるなんてめちゃくちゃショック」

逆にこっちが悲劇のヒロインになりきった。

 

最後まで険悪なムードのまま

 

解散。

 

 

これは後日談だが、

 

彼女は進学校出身で、

周りも真面目な子ばかりだったので、

ルールを遵守するタイプ。

 

だから、彼女でもないのに

大切な友人と関係を持ってしまったことに後悔しており、

自分を責めていたようだ。

 

もちろん、こっちが本気じゃないのにしてきたことに対してもショックを受けていたようだが。

 

結局、向こうはこっちに好意を持っているようでその後も連絡は取っている。

 

今後、セフレ化できるかが焦点。

 

 

【反省点】

 

今回の目的であった、価値伝達からの意思提供は確実に行えて、相手に自分の価値を認識させることができた。

 

その結果、関係構築ステップにおいては大成功だったが、性的接触ステップでつまづいた。

 

店が悪かった。

そして、店からホテルまでの距離も遠かった。

 

もう一度店探し、ルートづくりを行う必要がある。

 

もう一つ。

 

お金を払いすぎた。

 

バーでなぜかカッコつけて払ってしまった。

ホテルはさすがにこちらが払わないと示しがつかないため払わざるを得ない。

 

一回でこんなに払っていたらもたない。

 

バーで彼女がお手洗いから帰ってきてから

会計すべきだった。